『本を読む人だけが手にするもの』感想

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読みやすさ ★★★★★

著者:藤原和博

リクルート社に入社 中古車検索サイトのカーサンサーのネーミングの名付け親

2003〜2008年に義務教育初の民間校長(都内中学校)を歴任

概要、要点

昔を『成長社会』、現代を『成熟社会』と表現し、成熟社会だからこそ本を読むことの重要性を説いていきます。

聞き馴染みのあるような造語を用いて、読者の引き込み、次々にページが進んでいきます。

この本を読んでみて『読書が大切なんだ』と思ったことより、『これからたくさん本を読んでみたい』という気持ちにさせられた一冊でした。

リクルート社時代や中学校校長歴任時代、広い交友関係でのエピソードを紹介していましたが、

個人的には、『なぜ算数が必要なのか、理科の実験が大事なのか』などを中学校の校長を歴任された著者だからこそ書ける説明が大好きです。

自分の持っていなかった見方を学ぶことが出来たのは、読んで良かったと思わせてくれました。

いつか子どもから「お父さん、なんで数学(他の教科でも)なんか勉強しなくちゃいけないの?」と問われた際に

上手に説明できるような気がします(たぶん)。

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