本日はしもやけ家で行っているお風呂掃除をご紹介いたします。
1、初めに、
2、いつする?誰がする?
3、我が家の取り扱い物品紹介
4、入浴時から風呂掃除の準備は始まっている
5、風呂掃除の前に
6、お湯かけ
7、洗剤散布
8、擦るのは必要最低限
9、流す
10、水分を拭く
10、ゴミ捨て、最後の手洗いまでが風呂掃除
10、ゴミ捨て、最後の手洗いまでが風呂掃除
1、初めに
大前提として、風呂掃除は毎日するけど、“できる限り楽に済ませたい” “時間をかけたくない”という方にぜひみていただきたい記事になっています。
新居に引っ越してからの約2年間で、試行錯誤し、今からご紹介する掃除の仕方に行きつきました。
ちなみに、掃除の所要時間は4分、事前準備や片付けを含めると7分の作業です。
この毎日の風呂掃除に加えて別に週一回、月一回、半年に一回の個別掃除を行い(今後ご紹介予定)、2年間カビはおろか、垢や汚れなど全くない、自慢の浴室を維持できています。
ではご紹介いたします。
2,いつする?誰がする?
ちょっとキャッチーな入りにしてみました。
実際、風呂掃除はいつしていますか?朝ですか?入浴前ですか?入浴後ですか?
これは、いろいろな雑誌やサイトでも言われているように、断然入浴直後です。
浴室が温まっている環境の方が、汚れが落ちやすいというのもあるのですが、
個人的には、とっかかりしやすいというのが一番ではないでしょうか?
風呂掃除って、夏だと汗かくし、冬だと冷たい水で手足が冷えるし。。。
個人的に、家事の中でも風呂掃除というのは、家事の中でも面倒臭いランキング上位にくる大変な家事かと思っています。
小学生の頃、学校の課題で『おうちのお手伝い』で冬休み中に家庭のお手伝いを両親と相談したとき、最もしたくないお手伝いではなかったでしょうか?
冷たい、つまらない、父ちゃんがやっての3Tですよね。
『僕がするより、絶対父ちゃんがしたほうが早い!効率が良い』と少年の頃からそのように思っていました。(子どもだった頃から理屈っぽい性格でしたw)
また“ルーティーンとして風呂上がりに行う”にしておいた方が、「ま、今日はしなくてもいいや」という妥協に繋がりにくくなります。
なぜ後回しにしたくなったり、やりたくなくなったりするか。
上記のように、「汗をかく」「冷たい」などの夏or冬ならではの問題の他に、“運動強度が高い”というのがあげられます。
(出典:藤井寺市)
イラストのように、運動負荷としては家事の中でも非常に高い部類に位置付けられています。
“ルーティーンとして風呂上がりに行う”にしておいた方が、「ま、今日はしなくてもいいや」という妥協に繋がりにくくなります。
そして、この風呂掃除は、断然男性が行った方が良いです。
3.5メッツの運動と言えど、体力勝負です。
夫婦で子どもが2人いる場合、どちらが大きい子を抱っこしますか?
子どもの親子リレーでどちらが出場しますか?
パパですよね。
なぜか、体力勝負だと頭で考えなくても分かっているからです。
だから、何の話し合いもなく、「自分がした方が高いパフォーマンスを発揮できる」と考え、パパが率先して大きい子を抱っこしてくれるし、リレーも参加してくれます。
この考えと一緒で、風呂掃除も男性が行った方が、高いパフォーマンスを発揮する。
つまり、時間的に早く終わります。
我が家が風呂掃除をお勧めしてている入浴直後の時間ですが、寝るまでの僅かな時間ですよね。
入浴し始めるのが、だいたい19時前なので、そこから
子どもの着替えだったり、クリーム塗ったり、歯磨きしたり、絵本を読んだり、寝かしつけをして
子どもが寝入るのが21時を超えないようにすると、
やはりこの風呂掃除は、即終わらせなくてはならない家事です。
3、我が家の取り扱い物品
掃除の前に必要物品の紹介、及び使用しない物品の紹介をいたします。
お掃除用具
・バスタブクレンジング
・スポンジ
・ティッシュ3枚
使用しないもの
・風呂用椅子
・風呂釜蓋
我が家では風呂用の椅子、風呂釜蓋を使用しません。
ご家族の中に、足腰が不自由などの要因があれば、使用をするものかと思いますが、
床からの立ち上がりが難しいという場合を除いて、椅子を使用しないことをオススメします。
『床に直接座るのはちょっと・・・』と抵抗を持つ人もいるかと思いますが、毎日洗っていれば何の問題もありません。
携帯電話を触るたびに、携帯電話を消毒しないほうがよっぽど不衛生です。気持ちの問題です。
我が家もこのスタイルに対して、当初ママが凄く抵抗を持っていましたが、効率や子どもと遊ぶ貴重な時間を確保するための行動と捉えたら、無理なものではなくなり、現在は普通に座っています。
正直、気持ちの問題です。
毎日風呂の椅子を洗わずに、毎日風呂の椅子に座る方がよっぽど不衛生です。
また、家族のみんなが立て続けに入浴すれば、風呂釜蓋も必要がなくなります。
4、入浴時から風呂掃除の準備は始まっている
あくまでここから数行の話は私のスタイルですので、真似していただかなくても大丈夫ですが、
私は風呂に入ったら、体を軽く流したら、すぐ湯船に浸かり、桶で頭から湯船のお湯を何度もかぶった後、シャンプーをし始めます。
ゴシゴシ湯船の中で頭を洗ったら流さず湯船から出て、身体を洗い、最後に洗顔をしてから
シャワーで頭から泡を流し始めます。
『1日の疲れを癒したいのに、こんなドタバタ入るような入浴タイムしたくないよ!』
という方は、決して真似していただかなくても大丈夫です。
ちなみに、湯船に浸かってシャンプーをしている時間は非常にゆっくりしていますよ^ ^
α:浴槽の湯を抜く
私は湯船から出た時に栓を抜くのですが、家庭によっては湯船のお湯で体の泡を流すということもあるかと思います。
おそらく身体を流し始めるタイミングで湯船の栓を抜き始めても体の泡を流すだけのお湯は確保されると思います。
栓を抜いてもお湯が流れ終わるまでの時間ってけっこう長いので、体を洗い始めるタイミングで、浴槽の湯は流し始めます。
残り湯を洗濯に回している家庭におきまして、
使用している洗濯機でも使用する水の量が違いますし、お住まいで水道料金が異なりますので、一概には言えませんが、
我が家が計算したら一回の洗濯で残り湯を使用すると、約20円の節約効果になることが分かり毎日すれば約600円の節約、一年通せば7200円の節約になります。
我が家も、以前は残り湯を使用していました。
アパート住まいの洗濯機を買い替える前は、わざわざ汲み取りポンプを買って(たしか3,000円弱だったかな)まで、残り湯を使用していました。
しかし、ママが育休から職場復帰すると忙しすぎて、洗濯機に立てかけていたホースを洗濯機に設置し先っぽを湯船に浸からせて、終わったらホースに残ったお湯を取り出すためにホースを何度も振ったり、最後にホースを巻いて片付けるという作業が面倒になりました。
ちなみに時給計算(1000円/時)で換算すると72秒で上記工程が終わるのであればコスパとしては悪くないのかもしれません。けど、私の体感ではトータル3分くらいは費やしていたと思います。
そのため家庭で相談していただき、可能であれば残り湯を使用せず、すぐに風呂掃除を始めるスタイルにすることをお勧めします。
次に、『もうそろそろ身体の泡は流し終わるだろうな』と思ったところで、シャワーを出している状況ではありますが、空いている手で
β:お湯の温度を50度に設定します。
そんなにすぐには50度のお湯が出てきません。
マックス水量のシャワーを20秒くらい出していたら50度のお湯が出てくるので、若干の猶予があります。
せっかちな私は、できる限り時短をしたいのでこのようにしていますが、『やりすぎだろ・・・』と思う方は、最後まで身体を流した後に温度設定を変えてください。
5、風呂掃除の前に
前置きが凄く長くなっていますが、もうしばらくお付き合いください。
浴室から出たら真っ先に換気モードに設定してください(換気扇を入れてください)。
我が家は換気扇を入れたら6時間タイマーにしています。
これも雑誌やSNSで調べた結果なのですが、6時間換気したら夏でも冬でも基本的に浴室に水分は残っていません(若干残っている場合もありますので、後で補足説明をいたします)。
換気モードにしたら、普通通りタオルで身体を拭いて着替え、急いで顔の保湿をします。
保湿は入浴後5分以内にしなくちゃいけないみたいですよ!肌が弱い私たちファミリーは急いで保湿しますw
そしてとテッシュ3枚を浴室前に置き、バスタブクレンジングを浴室に持って入り棚に置き、桶(洗面器)以外の全ての物品を浴室から取り出します!
我が家は風呂場にお風呂グッズをおかないようにしています。
家庭によって考え方が分かれますが、できれば置かない方が良いです。
風呂掃除後に乾いていない浴室の棚にボトルを戻すと、底についている水分等でまた汚くなります。
綺麗にしようと頑張るのも良いのですが、余計な時間がかかりますので、可能であれば少なくとも風呂掃除の場合には一旦シャンプーやボディソープを浴室から出すことをオススメします。
そうして、浴室内に残った物品としては
・・・洗面器のみ!!!
これが風呂掃除を最も速く終わらせることができる環境と思っています。
6、お湯かけ
浴室に洗面器以外の物がなくなったら、お湯かけです。
上述したように、シャワーの設定温度を50度にしてお湯を出していきます。
この際、50度のお湯が出るまでに約20秒程度の時間がありますので、その20秒の間に、浴室全体にある目に見えるゴミを流していきましょう。
具体的な場所:壁、床、浴槽など
具体的なゴミ(目に見えるゴミ):毛、食べ物(米粒、納豆など)、砂
壁からサーッと流し始め、床、浴槽にあるゴミを排水します。だいたい50度の熱いお湯が出始めるくらいまでの時間(20秒)があればゴミは流せます。
ゴミが壁、床、浴槽から流れたら、シャワーを止めて、排水溝に溜まったゴミをティッシュで取り除きます。
一枚目のティッシュで排水溝からできる限りゴミが溢れないように一拭きで取り、取りきれなかった残りのゴミを2枚目で取りましょう。
3枚目は予備です。たまに床に髪の毛やすね毛が一本落ちているので、それを摘みましょう。
排水溝にネットは設置しないほうがいいです。普通にティッシュで拭き取る方が楽です。
我が家も以前は既存の排水溝に100均のネットを使用していましたが、ネットを外した際、手に毛が引っ付いてイライラします。
それにしぶとい髪の毛は既存の排水溝に引っ付いて、結局同じ数のティッシュを使用しなくちゃなりません。
ちなみに、ネットを使用するメリットとして、
“排水溝ではすり抜けてしまう小さなゴミを受け止めてくれる”とか“排水溝にジャストサイズでゴミが詰まる”などの意見があります。
我が家も同様の意見で排水溝ネットを導入し使っていました。
ただ、排水溝のゴミ受けをすり抜けても問題もないサイズだからすり抜けると解釈し、ネットの使用をやめました。
ネットを無くした生活を1年ほど続けていますが、何の支障もありません。
排水溝にジャストサイズでゴミが詰まると言う問題に対しては
排水溝ゴミ受けを床に軽くコンコンと当てるだけでゴミが溢れ取れます。落ちたゴミをティッシュで拾いましょう!
ゴミを集めたティッシュは、一旦浴室ドアを開けてすぐの場所に一時待機させます。
7、洗剤散布
これでやっと洗剤を噴射していきます。
浴室洗剤スプレーは2大メーカー席巻していることはご承知かと思いますが、
“バスマジックリン”と“バスタブクレンジング”ですね。
どちらを使うのも汚れ落ちの効果は正直めちゃくちゃ大きくは変わらないと思います。
あとは使い勝手の問題ですが、我が家はバスタブクレンジングを使っています。
「バスマジックリンは噴射した場所より下の範囲も泡が均一に流れていくけど、バスタブクレンジングは泡が均一に垂れ流れないじゃないか!」という意見を見聞きしますが、
使用している私も同意です。
これは、そもそもバスタブクレンジングという商品が泡が垂れ流れることを戦力として考えていないからですね。
ボトルの商品説明でもこのように、浴槽に15回噴霧と記載されています。
1㎡の範囲を15回噴霧となれば、垂れ流れる泡を主戦力として考えていないことが分かりますよね。
多少なり泡は垂れ落ちますが、バスタブクレンジングは噴霧した泡で直接汚れを落とそうとする商品です。
それに短時間勝負と考えるのであれば、たった60秒放置で良いというのも、バスタブクレンジングを使用している理由です。
我が家では洗面器→浴槽→ヌメりが出現しそうな場所という順番で噴射していきます。
洗面器が一番最初なのは、洗面器を最初にスポンジで擦るからです。
湾曲や縁のある洗面器の全面をスプレーで綺麗にしようとするのとスポンジで擦り洗いするのでは、時間と労力はほとんど変わらないので、洗面器はスポンジで擦っています。
次に浴槽。上述通り、15回の噴霧を浴槽と浴槽の縁+極近い壁に噴霧しましょう!
浴槽が終わったら、ヌメりが出現しそうな場所に噴霧しましょう。
ではヌメりが出現しそうな場所とは・・・
我が家では次の場所をあげられました。
給湯器リモコン、浴槽蓋をかけるフック、手すり、タオルかけ、ドアノブ、床の淵全て
これらに軽く噴霧して、その後軽く擦ります。
しっかり擦らなくても大丈夫ということが、この2年間(このスタイルにして12ヶ月)で判明しました。
噴霧するのは上述した箇所ですが、その後、こすり洗いを行う場所があります。
8、擦るのは必要最低限
棚と床です。
ただ、スプレーで噴霧していないのに、泡立っていないスポンジで擦るの?と思っちゃいますよね。
ちゃんと洗剤がついた状態で擦ります。ではどのように泡だったスポンジにするか?それは、
バスタブの床に沈んでいる洗剤たちです。
先ほど、噴霧したスプレーは垂れ落ちる設定ではないと述べましたが、多少垂れてバスタブの床にお湯と一緒に沈んでいます。
この洗剤をサラッとスポンジに含ませて棚を擦り、サラッとスポンジに含ませて床の半分を、もう一度含ませて残りの半分の床を、さらにもう一回含ませて排水溝の周りをして、最後に排水溝の中を擦っていきます。
経験的に、バスタブに沈んでいる洗剤混じりの水をスポンジに含ませる→スポンジで擦るの工程は4回ほどは余裕で泡立ちます。
9、流す
まずは温度50度のままシャワーバスタブを流していきます。
経験上、『50度でサラリと流す→洗剤散布→水で流す』の工程では、浴槽の垢は取れていないことがあります。
追い討ちとして、洗剤散布した後のシャワーも50度のお湯で流していきましょう。
これは軽くでいいです。全体に満遍なく流したら、給湯器の電源をOFFにしましょう。
すぐには冷水にはならず、50度の温度のままシャワーから出ますので、熱いうちに泡がついている箇所を流していきましょう!
しばらくしたら冷水になるので、壁・床・浴槽など全てに水をかけ、部屋全体の温度を下げていきましょう!
11、水分を拭く
拭く箇所は、6時間換気扇を回しても、水滴が残っている箇所です。
そのため各家庭で異なります。
我が家では
・シャンプーなどを置く棚
・浴槽の淵
・浴室内にある給湯操作ボタン
・手すり
・ドアノブ
でした。
みなさまも、換気扇を回して、翌日の浴室を確認してみてください。
水滴の残っている箇所が、ご自身の浴室の拭き掃除をするポイントです
11、ゴミ捨て、最後の手洗いまでが風呂掃除
一時待機させていた、ゴミを集めたティッシュをゴミ箱に捨て、手を洗って終了です。
いかがだったでしょうか?
毎日行う風呂掃除。
楽に終わらせたいけど、カビや垢は発生させたくないと言う人に、是非実行していただきたいです。
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